その他に、活断層の可能性の高い断層として、京町台地に 2 条の F−1、F−2 断層が、白川左岸に F−3 断層が推定される(図3−1−6−1、図3−1−6−2、図3−1−6−3、図3−1−6−4、図3−1−6−5、図3−1−6−6)。
また、立田山断層南西延長上の海域では、音波探査により完新世の堆積物を切る複数の断層が認められた(図3−2−15)。これらの断層の変位については累積性(最大累積量 5 m)が認められ、いずれも正断層であった。
地表地質調査とボーリング調査から、断層の型は北西側低下の高角度の正断層と考えられる。水平変位成分をともなうかどうかは不明である。