(5)1回の変位量
北側断層により約5mの右横ズレ変位が生じている。トレンチのチャネル堆積物には裂っか充填物が分布し、2〜3回の地震活動による可能性が高い。したがって、断層の1回当たりの変位量は1.7〜2.5mとなる。また、この断層の長さ23.5kmから経験的に期待される変位量は1回当たり2m前後である。