(2)平田地区
ATnに変位を与えている断層のすぐ南西に位置し、断層にはほぼ対応したL1面に見られる比高約10mの崖延長部にもあたり、比較的広い谷が分布することから最新の活動時期を明らかにできる可能性がある。また、南東側の丘陵にはAso−1、Aso−2およびAso−4火砕流堆積物が分布していることから、平均変位速度を明らかにできる可能性がある。このためボーリング調査を実施した。