(1)田中地区
断層にほぼ対応したLBリニアメント延長位置にL3面が比較的広く分布することから、最新活動時期を明らかにできる可能性がある。また、南東側の丘陵部には Aso−3 火砕流あるいは Aso−4 火砕流堆積物が分布し、地山深部には砥川溶岩、Aso−1火砕流堆積物が分布することから、これらを基準として平均変位速度の算出が可能であると判断し、ボーリング調査を実施した。