1−6−3 将来の活動予測
過去の複数の地震活動時期を十分に特定できなかったので、立田山断層の活動間隔を直接明らかにすることはできなかった。したがって、最近の立田山断層の活動が 5,700 年 であるが、次の活動がさし迫っているかどうかの判断は現状では困難である。活動間隔については今後の調査を待つべきである。
なお、明治 22 年の熊本地震のような、地形変位をともなわない(小さい)規模の地震については、本調査では考慮していない。