4−2−6 地震の規模

断層の長さから推定されるマグニチュード M は、松田式(log L=0.6 M−2.9、L は長さ(km)、M はマグニチュード)によると、L=60 km から、7.79 となり、仮に日奈久断層全体が同時に活動したと仮定した場合のマグニチュード M はおよそ 7.8 程度である。

しかしながら、複数のセグメントに分割して活動する可能性が強いことから、各セグメントの長さに応じて地震の規模が異なるものと推察され、セグメントの特定ができないとより確実なマグニチュードMは判らない。