7−5 活動の規模
一回の活動(上記の約2,200年前の活動)によると思われる上下変位量は、1m未満であったが、断層条線がそれに数倍する横ずれ変位の存在を示唆しているので、この断層の一回の変位量は2m程度がそれ以上である可能性が大きい。なお、一回の変位量が2m程度であることは、経験的にその時の発生する地震の規模がマグニチュード7程度であることに相当する。