3−2−2 M 面

上記のH面より約10m下位に、粘土化した火砕流堆積物(八女粘土層)を確認できる平坦面が分布している(Loc.6,7)。火砕流堆積物の層厚は、1m以上である。これらの地点では、露頭条件が悪いため、段丘堆積物は確認できない。M面は、Aso−4火砕流堆積面の可能性もある。

M面と後述のL面との境界は、必ずしも明確ではない。今後、既存のボーリング資料等で詳しく検討を続けることが必要である。