本調査地域は、東京都世田谷区南部から横浜市旭区に至るほぼ北東−南西方向の測線で、屈曲した道路に沿った受振器設置区間の総延長は約20kmであった。
調査域内の行政区分は、北側より東京都(世田谷区)、神奈川県川崎市(高津区、宮前区)、横浜市(都筑区、緑区、旭区)となっており、京浜地区2大都市を縦断している。
データ取得作業は、許認可申請・地元交渉等の事前準備を経て、先行して受振点杭測設作業開始後、平成8年2月29日より開始し3月23日に終了し、作業期間は24日間であった。総受振点数は、784点、総発振点数は、252点であった。