4−3−1  a層

a層は耕作土直下にあり小礫や中礫が混入する腐植質シルトを主体とし、層相から第1トレンチのA層に対比される。北壁面および南壁面では層厚が約20cm程度で、N5.8より西側、S2.5より東側に分布する。また、東壁面および西壁面ではピット状の断面形を呈し、東壁面ではE12.5−E13.5でc層を、西壁面ではW7.1−W9.9でc層〜h層を掘り込んでいる。14C年代は北壁面で460±60y.B.P.(AD1400−1515、AD1590−1620)が得られている。