3−9 小向断層

小向断層は高麗山の北側にE−W方向、長さ3kmで示され、吉沢面(下末吉面相当:12〜13万年前)を変位させている(Kaneko,1971,町田,1973)。この断層は地形的に明瞭で、活断層研究会(1980,1991)、東郷ほか(1996)の都市圏活断層図「平塚」に図示されている。活動度A級の根拠は吉沢面の変位量(南側隆起120m)で地形的にも明瞭である。