(15)時間マイグレーション(Time Migration)
重合断面図上では、反射波は、各CDP位置から反射面までの往復垂直走時がそのCDP位置に表現されている。従って、傾斜した反射面に対しては、重合断面図上の反射面の傾斜/位置が、真の構造から若干ずれてくる。これを補正し、各CDP直下の構造形態を表す様にする処理がマイグレーション処理である。
本測線ではキルヒホッフマイグレーション処理を行い、マイグレーション速度は平滑化した重合速度(80〜100%)を用いた。