2−1−2 千代台地西縁の活断層

千代台地西縁の活断層について、活断層研究会(1991)、太田ほか(1982)、上杉ほか(1982)(図2−12)に示されており、宮内ほか(1996)では、千代台地西縁に低断層崖と地形面の北東方向への傾動を示している。

水野ほか(1996)は、千代台地北端部において浅層反射法弾性波探査を行い、解析結果から、断層の構造は認められないとしている(図2−14図2−15)。

山崎・水野(1999)は、千代台地西縁の崖を挟んでボーリング調査を行い、東京軽石層基底及びその下位の河床礫層(三崎面相当)の高度に有為な差が認められないことを示している(図2−13)。