ここでは、ゲート長1000ミリ秒の自動振幅調整(AGC)の後に重合処理を行った。また、
極近傍のトレースの悪影響を避けるため、オフセット距離15m以上のものについてのみ重合した。
1ここでミュートとは、NMO補正により元の波形が歪むため、歪んだ部分を除去する処理である。線形ミュートはオフセット距離に比例した時間より前の部分を除去する。
2ノイズの振幅に対するシグナルの振幅。一般的にノイズ振幅は重合数の平方根に比例し、シグナル振幅は重合数に比例するので、S/N比は重合数の平方根に比例して向上する。