(2)引橋断層

引橋断層では,東側ほど変位地形が明瞭である。

鋒の低断層崖から岩浦水源地西側の沢までの変位地形は明瞭なことから,この区間は実線で示してある。岩浦水源地西側の沢から明治学院大学グラウンドまでの間には,小地溝がある(Kaneko:1969,太田ほか:1992)。

三浦霊園北側では,人工改変により変位地形が消失しているため,断層位置は点線で示してある。金田地区では小地溝を確認できなかったが,金田集荷場から島田地区にかけては,西北西−東南東の小地溝が形成されており,断層位置を実線で示してある。

図3−1 詳細活断層位置図

 基図は「国土基本図1/2,500」を使用