南下浦中学校の敷地内は,人工改変により地形が消失しているため,点線で図示した。
南下浦中学校西側から菊名の間は,田保谷西側の谷の屈曲,および菊名の尾根の撓みといった断層変位地形が明瞭である。また,南下浦中学校給食センター裏と菊名横枕の谷沿いには断層露頭が,南下浦中学校西側の段丘面上には低断層崖が,確認されている(垣見ほか:1971,太田ほか:1992)ことから,実線で示してある。
上宮田地区簡易水道配水場北側には低断層崖があり,さらに西側の妙音寺北西の斜面には崖地形が確認できる。しかし,これら2地点の間では確実な断層地形が認められないので,破線で示してある。
三崎口駅付近は人工改変により地形が消失しているため,点線で示した。
国道134号線西側の三崎段丘面では埋没断層が確認されているが(伊藤ほか:1970),確実な断層地形は認められないことから,破線で示してある。