断層の変位量を捉えるためには,ボーリングコア試料がトレンチのり面に出現する層序に対比できる必要性があり,採取率を向上させるためにφ86mmのオールコアとした。
掘進長は,トレンチのり面に露出した地層に対比できるまでの深度とした。対比が困難な場合は,基盤である初声層および宮田層を1〜2m確認して終了とした。水平ボーリングの概要を表2−10に,水平ボーリングの位置を図2−28に示す。
表2−10 水平ボーリングの概要