A北金目トレンチの南方400mの南金目遺跡で、N60〜70°E方向、北落ち30cmの小断層や地割れが多数発見されていることと、大磯丘陵の下末吉面の高度は伊勢原台地の高度に比較して約20m余りも高いこと等を考えあわせると、伊勢原台地と大磯丘陵の間(南金目遺跡付近)に東西方向またはN60〜70°E方向の南上がりの活断層の存在が示唆される。