3−1−4 柳梅−日向川地域

地形判読(空中写真判読)で、清川ゴルフ場付近に、南から谷底面を横断して鞍部を通過し谷の側面の崖に直線的に連続する延長約300m、南北方向(東上がり)の低崖が確認できた。これを低断層崖と考え、活断層と認定した。

また、厚木市川端、谷の出口の立川面に東上がりの崖地形が確認され、これは断層崖の可能性が高い。よってこれを活断層と認定した。その南側の厚木市馬場では立川面の東側が微妙にふくらむ東上がりの地形を確認した。この地形は段丘面の自然の傾斜とは考えられず撓曲崖と認定した。

上記の変位地形は現在では人工改変されており、現地で確認することはできない。