トレンチ試料による14C年代測定データは、≪別冊資料≫4−@ 14C年代測定結果に添付し、結果を表2−5−6に示す。このうち、bP,2,3の年代値はテフラの年代値と合わない。例えばカワゴ平軽石層(Kg)は、2900yBPとされているのに対し、直下の地層が2600±70yBPとずれる。
表2−5−6 北金目トレンチの14C年代測定結果 ((株)地球科学研究所による)
(2)考古遺物の鑑定
トレンチの掘削の際、少数ながら縄文土器等の遺物が出土した。これを神奈川県に鑑定して頂き、解釈の参考とした。遺物の採取位置はスケッチ図に表示し、結果を表2−5−7に示す。
表2−5−7 北金目トレンチ出土の考古遺物と鑑定結果