(2)岡崎・鶴巻地区(B4−1,B3)
伊勢原断層の両側2地点(B4−1:岡崎,B3:鶴巻)で、両地点の層序を確立し、長期の変位量と平均変位速度を検討する目的で、ボーリング調査を実施した。変位基準となる主な鍵層として、下末吉海成層上面(同一基準面:KlP−1期),TP,TP−fl,その他多数の下末吉期の軽石層が確認され、調査目的を達成することができた。
鍵層の両地点での高度差は、海成層上面(KlP−1)で24.1m、TP層下面で16.4mであった。