<清川村柳梅地区>
伊勢原断層の北〜中央部で、北西−南東方向に断層の走向が変わる地区。土地利用は、畑が主体で宅地が点在し、変位基準となる沖積層等が分布している。
<伊勢原市日向地区>
伊勢原断層の中央部で、断層変位地形が明瞭な地区。土地利用がほとんど田畑で、変位基準となる沖積層等が分布している。
<伊勢原市峰岸地区>
伊勢原断層の中央〜南部で、断層変位地形が比較的明瞭な地区。現在、宅地化が進んでいる。
<平塚市岡崎(駒形神社)地区>
伊勢原断層の南部で、伊勢原台地南部の西縁に位置し、土地利用はほとんど田畑で、変位基準となる沖積層等が分布している。
<平塚市北金目地区>
伊勢原断層の南端部で、断層の南方への延長を明らかにするための地区で、伊勢原台地と大磯丘陵の間に位置する。土地利用は水田で、変位基準となる沖積層等が分布している。
図2−2−1 地形判読・地質概査・地質精査の範囲及び地域区分図