(2)遺跡文献調査結果
伊勢原断層周辺の20遺跡について、発掘報告書を収集し、断層、地割れ、亀裂、地すべり等の地震痕跡の要旨をとりまとめた。その結果、地震痕跡等の変動を起こした時期は、縄文時代前期〜後期(約6000〜3000yBP)にかけては少なくとも2回以上、古墳時代前期(3世紀)〜6世紀前半に1〜2回以上、8世紀後半〜9世紀中頃に1〜2回、18世紀以降に1回以上であることがわかった。