(4)マルチチャンネル音波探査

マルチチャンネル音波探査では,図3−13に示すように,音源と受振器を調査船に曳航し,発振した音波の反射信号を探鉱機でディジタルデータとして受振して,磁気テープに収録した。この収録テープをもとに電算機処理を行い,音波探査 記録を作成した。

本調査では,音源にはエアガン(40cb−in) を,受振にはチャンネル間隔 12.5mのハイドロストリーマーケーブルを使用した。受振のチャンネル数は,沿岸部では12チャンネル,沖合では24チャンネルとした。探査は3ノット〜4ノットの速度で行い,発振間隔は 12.5m,データの収録深度は往復走時2秒とした。