4−2−6 地震の規模

松田(1975)の経験式から以下のように推定できる。

活断層の長さ20kmとして ML=7.0

単位変位量1.5mとして  MD=7.0

単位変位量2.0mとして  MD=7.2

これらから、長尾断層は2つのセグメントが同時に動いて、M7クラスの地震を発生させる可能性が高いと思われる。

全体としてマグニチュード7.1±0.1と評価できる。