(1)地形概要

香南町岡〜天福寺地点では、香東川によって形成された扇状地性の段丘面が広く分布し、その高度、開析の程度、形態によって表3−1−2のように分類される。

長尾断層に対応するリニアメントは、このうちM面に約7mの高度差、LU面に約1m高度差を持つ低崖として判読されるが、LV面および沖積面には低崖は判読されない

(1.3参照)。

表3−1−2 香南町付近の地形面区分と対比