約20km(香南町西庄〜大川町南川)
(2)変位様式
逆断層(南傾斜、南側隆起)で右横ずれ成分を伴う。
(3)単位変位量
1.5〜2.0m
(4)平均変位速度
約0.1m/千年(B級活断層)
(5)活動履歴
最新の活動時期(T) : 6,000〜12,000年前
1つ前の活動時期(T+R):29,000〜32,000年前
活動間隔(R) :17,000〜26,000年
(6)地震の規模
活断層の長さ20kmとして ML=7.0
単位変位量1.5mとして MD=7.0
単位変位量2.0mとして MD=7.2
全体としてマグニチュード 7.1±0.1
(7)地震危険度
活動時期、活動間隔の中央値をとれば要注意度(T/R)≒0.4となり、松田(1981)の要注意断層には当たらないようである。現データでは、次の地震まで5,000〜20,000年と推定されるため、長尾断層による直下型地震の緊迫度は小さいと判断される。