3−1 胆沢川地域

No.1測線(測線長11,00m) 

No.1測線は、胆沢町若柳に位置する胆沢川扇状地の段丘面上に設定した。段丘面は現河床との比高や開析程度からL段丘面に対比される。断面図から読みとれる撓曲帯の幅は約700m、垂直変位量は約5mである。活断層研究会(1991)は扇状地の変位量を約3mとしている。

No.2測線(測線長31,50m) 

No.2測線は、胆沢町若柳に位置する胆沢川扇状地の段丘面上に設定した。段丘面は現河床との比高や開析程度からL段丘面に対比される。断面図から読みとれる撓曲帯の幅は約700m、垂直変位量は約4.5mである。活断層研究会(1991)は扇状地の変位量を約3mとしている。

No.3測線(測線長700m) 

No.3測線は、胆沢町若柳に位置する胆沢川扇状地の段丘面上に設定した。段丘面は現河床との比高や開析程度からA段丘面に対比される。断面図から読みとれる撓曲帯の幅は約200m、垂直変位量は約2mである。これまでの文献では、変位は報告されていない。