2−1 調査諸元

本調査では既往の調査結果を補足する目的で,これまでに行った花巻断層帯・北上断層帯の地下構造を把握する反射法物理探査(P波探査)を行った。探査対象は深度200 〜300mである。

探査測線は,花巻断層帯を東西に横断する@石鳥谷測線,A北湯口測線および北上西断層帯に続するとされるB横森山測線である(図2−1)。

@石鳥谷測線:岩手県稗貫郡石鳥谷町大瀬川地内(町道大瀬川線〜葛丸線)

 測線長:2700m

A北湯口測線:岩手県花巻市北湯口地内(市道田中西横断線)

 測線長: 500m

B横森山測線:岩手県花巻市尻平川・横志田地内(市道八木・横志田線〜尻平川幹線)

 測線長:1680m