(5)F層
上部に腐植質シルト・腐植質堆積物が優勢なシルト層で一部砂・礫を挾在する。B−6・B−1孔を除く各孔で明瞭な腐植質シルトが観察される。深度約6.8〜10.8mに分布し、層厚は2.4〜2.9mである。F層頂部腐植層の
14
C年代は、>40,020y.B.P.である。E層とF層とには構造差があると推定され、不整合関係と思われる。F層と次に述べるG層、G’層は、志和層以降、段丘堆積物以前の第四系中部と考えられる。