3−4−2 文献による記載
北上西断層帯については金子(1995)、渡辺(1989)、Watanabe(1989)、渡辺(1991)など変動地形についての調査がある。これらのうち代表的な渡辺(1991)の地形分類図を
図3−7
に示す。Watanabe(1989)によれば、法量野−浦沢(断層)では20〜30万年前の扇状地に20mの変位が、鉢盛山東では2万年前の扇状地に25mの変位があり、その平均変位速度は0.1〜0.2m/1,000年とされている。