10−1−2 トレンチの解釈

西根トレンチでは北側法面の(N3.50,D3.80)付近に西傾斜の30°のA層の噴砂の跡や、(N4.00,D2.00)付近の西傾斜30〜40°の帯状のシルト層など断層の存在を暗示するような構造が見られるが、断層変位は確認できなかった。トレンチの東側に追加掘削を行ったが、B層が約6m連続し、沖積層に覆われ、断層は確認できなかった。