A平成8年度調査で行った極浅層部反射法弾性波探査において主断層が伏在していると推定された位置で、ボーリング・簡易ボーリング調査を集中的に行った。その結果、新期洪積層・卯辰山層内には地質構造が大きく変化するところが見られ、断層の存在が推定されたが、それより上位に位置する最近約7,000年間に堆積した沖積層には大きな変位は認められなかった。