(1)調査仕様および決定の経緯
堅田B遺跡で発見された液状化痕跡について、発生機構や発生時期を検討するために、人力によって砂脈を立体的に掘削し、その形状をスケッチした(
図3−1−4
)。
鎌倉時代の遺構中には砂脈が数条確認されたが、これらのうち規模が最大のものについて、液状化発生層の確認のためのピット掘削と、砂脈が切っている上限の層の確認調査を行った。