(1)目的
発掘調査において発見された液状化痕跡は、遺跡周辺で大規模な地震が発生したことを示す指標として重要である。ここでは、梅田B遺跡の第2次埋蔵文化財発掘調査時に認められた地盤の液状化の痕跡(噴砂跡,
図2−7−2−1
)について、噴砂の噴出機構や液状化の発生年代を再検討する目的でトレンチを実施した。