5−5 【段丘化した崖錐及び谷沿いの堆積物】

山地内の河谷に沿って,段丘化した平坦面が所々に認められる。これらの平坦面は,土石流堆積物(玉石混じり砂礫層)あるいは崖錐(角礫層)から構成されている(写真5−7)。

なお,これらの平坦面の多くは,下流では低位段丘に連続するように見えることから,形成時期は低位段丘とほぼ同じ時期の可能性がある。

写真5−7 山地内の河谷に沿う段丘化した土石流堆積物(有野町唐櫃南方)