射場山リニアメント(LDランク)は,北東−南西方向を示し,主に深いV字状の直線的な谷からなるが,リニアメントの延長上に分布する谷底面に変位地形は認められない。
唐櫃リニアメント(LDランク)は,北西が低い急崖からなるが,崖面は開析されて新鮮ではなく,崖基部のトレースも起伏を示す。
唐櫃―有野リニアメント(LC,LDランク)は,東西方向を示し,尾根に北側低下の高度不連続が認められるものの,リニアメントは直線性に欠け,断続的である。
図4−2 調査地域の空中写真判読図(巻末資料:1を縮小)
図4−3 調査地域のリニアメント分布図
表4−3 調査地域のリニアメント判読結果一覧表
図4−4 六甲断層に沿って認められる変位地形
図4−5 六甲断層に沿って認められる変位地形
図4−6−1 清荒神断層,塩尾寺断層に沿う変位地形
図4−6−2 清荒神断層,塩尾寺断層に沿う変位地形
図4−7 大月断層に沿う変位地形
図4−8 名塩断層推定線位置の地形
図4−9 射場山断層,湯槽谷断層に沿う明瞭なリニアメント
図4−10 古々山断層に沿って認められる変位地形
図4−11 柏尾谷断層に沿って認められる変位地形
図4−12 淡河断層(西部)に沿って認められる変位地形
図4−13 淡河断層(東部)に沿って認められる断層崖地形