左横ずれ変位を示すとみられる尾根・谷筋の屈曲量は,大原町古町付近で 50〜100m,佐用町上石井で150〜200m,同町水根で100〜150m,南光町上三河で100〜200mに達する。また,佐用町上石井では,中位段丘を食い違わせている低断層崖とみられる直線的な崖が認められる (写真4−1−2)。
この崖は,N50°Wの方向に延びており,北落ち落差は約 2.5mに達している。