3−1−1 文献リスト

六甲断層帯地域に関する既存文献および兵庫県南部地震以降に公表された地質文献など、おもに以下にまとめる40編程度を収集し、内容の整理を行った。

兵庫県南部地震以前[おもに六甲山地域]

★上治寅次郎(1937):六甲山塊の地質と構造,地学雑誌,no.584,p.481−497.

★上治寅次郎(1959):芦屋市城山東麓の衝上断層(短報),地質学雑誌,Vol.65,p.568.

★藤田和夫・笠間太郎・市原実・粉川昭平(1959):西宮地方の地質と構造,西宮市史,西宮市,p.174−316.

★市原実(1960):大阪・明石地域の第四紀層に関する諸問題,地球科学,No.49,p.15−25.

★藤田和夫(1961):六甲山地のスラスト系,槙山次郎教授記念論文集,p.23−30.

★市原実・横山卓雄・石田志朗(1966):満池谷累層について,第四紀研究,Vol.5,p.65−72.

★市原実(1966):大阪層群と六甲変動,地球科学,No.85・86,p.12−18.

★藤田和夫(1968):六甲変動−その発生前後−,第四紀研究,Vol.7,p.248−260.

★松下進(1971):近畿地方(改訂版),日本地方地質誌,朝倉書店,379p.

★Hujita K.,Kasama T.,Hirano M.,Shinoda T. and Tanaka M.(1971):Geology and geomorphology of the Rokko area, Kinki district, Japan, J. Geosci. Osaka City Univ.,Vol.14,p.71−124.

★藤田和夫・笠間太郎(1971):六甲山地とその周辺の地質−神戸市およびその隣接地域地質図(5万分の1),同説明書−,神戸市企画局,58p.

★藤田和夫(1973):近畿の活断層.地質学と土質工学の境界領域の問題点,土質工学会関西支部,p.19−35.

★藤田和夫(1974):第四紀地殻変動図「近畿」(50万分の1),地質調査所.

★藤田和夫・笠間太郎(1975):宝塚の自然とその成立,宝塚市史,宝塚市,Vol.1,p.18−112.

★藤田和夫(1976):近畿の第四紀地殻変動と地震活動,地質ニュース,地質調査所,no.267,p.10−20.

★藤田和夫(1979):近畿地方における活断層の活動期判定の基準,月刊地球,Vol.1,p.583−591.

★藤田和夫(1980):活断層に関する最近の知見,応用地質,Vol.21,p.1−8.

★藤田和夫・笠間太郎(1982):大阪西北部地域の地質.地域地質研究報告(5万分の1図幅),地質調査所,112p.

★活断層研究会編(1991):[新編]日本の活断層−分布図と資料−,東京大学出版会,437p.

★市原実(1991):大阪とその周辺地域の第四紀地質図について,アーバンクボタ,No.30,21p.

★市原実編著(1993):大阪層群,創元社,340p.

兵庫県南部地震以前[伊丹台地地域]

★Hujita K. and Maeda Y.(1971):Itami Terrace with special reference to the Late Pleistocene transgression in Japan,J. Geosci. Osaka City Univ.,Vol.14,p.53−70.

★藤田和夫・前田保夫(1971):伊丹段丘,伊丹市史,伊丹市,Vol.1,p.9−64.

★寒川旭(1978):有馬−高槻構造線中・東部地域の断層変位地形と断層運動,地理評,51−10,p.760−775.

兵庫県南部地震以降

★遠藤秀典ほか(1995):兵庫県神戸市及び芦屋市における伏在断層と基盤構造,物理探査,Vol.48,No.6,p.439−450.

★遠藤秀典ほか(1995):阪神地域の地下地質構造と被害分布,「阪神・淡路大震災と地質環境」論文集,日本地質学会,p.219−224.

★日本応用地質学会(1995):兵庫県南部地震−地質・地盤と災害−報告書,日本応用地質学会,364p.

★宮田隆夫ほか(1995):神戸市街地の隠れた活断層,「阪神・淡路大震災と地質環境」論文集,日本地質学会,p.45−48.

★岡田篤正(1995):六甲−淡路島活断層系と中央構造線活断層系,月刊地球,号外No.13,pp.99−107.

★遠座昭ほか(1995):兵庫県南部地震による六甲山地東南縁部における地震被害と地形・地盤条件,応用地質,Vol.36,No.1,p.81−87.

★藤田至則ほか(1996):芦屋川流域の市街地における地震災害,「大震災」,東海大学出版会,p.43−68.

★藤宮田隆夫(1996):1995年兵庫県南部地震の地表変状からみた潜在活断層,平成7年兵庫県南部地震の被害調査に基づいた実証的分析による被害の検証,平成7年文部省科研費報告書(07300005),p.76−79.

★遠藤秀典ほか(1996):兵庫県芦屋市における芦屋川測線の反射法弾性波探査,地調月報,Vol.47,No.2/3,p.79−94.

★岡田篤正(1996):変動地形、とくに兵庫県南部地震域における地震断層と活断層,阪神・淡路大震災調査報告書(解説編),社団法人地盤工学会,p.38−55.

★岡田篤正(1996):兵庫県南部地震の地震断層と六甲−淡路島活断層帯,兵庫県南部地震と地形災害,古今書院,p.28−63.

★鈴木康弘ほか(1996):六甲−淡路島活断層系と1995年兵庫県南部地震の地震断層,地理評,69A−7,p.469−482.

★波田重煕・宮田隆夫(1996):地盤はどう動いたのか,科学,岩波書店,p.98−104.

★平野昌繁・波田重煕(1996):六甲山地東南部の断層の活動と変位地形,阪神・淡路大震災−都市直下型地震と地質環境特性−,東海大学出版会,p.101−121.

★藤谷達也(1996):神戸東部市街地の地表ガンマ線探査,地震2,Vol.49,No.3,p.285−293.

★牧野雅彦ほか(1996):神戸市・芦屋市・西宮市における精密重力探査(2),地調月報,Vol.47,No.2/3,p.133−164.

★横倉隆伸・井川猛・横田裕(1996):1995兵庫県南部地震震源域周辺の深部反射法探査について,大阪湾の深部構造を考える,断層研究資料センター,p.11−25.

★藤田和夫・佐野正人(1996):阪神・淡路大震災と六甲変動,科学,岩波書店,Vol.66,No.11,p.793−805.

★寒川旭ほか(1996):有馬−高槻構造線活断層系の活動履歴及び地下構造調査,地質調査所研究資料集(平成7年活断層研究調査概要報告書),No.259,p.33−46.

★兵庫県(1996):阪神・淡路地域活断層調査報告書,阪神地域活断層調査委員会,225p.

その他

★松田時彦(1995):陸上活断層の最新活動期の表,活断層研究,no.13,p.1−13.

★渡辺満久(1996):トレンチ調査におけるevent解析の問題点,活断層研究,no.15,p.64−72.

★国土地理院(1996):1/25,000都市圏活断層図「大阪西北部」.

★藤田和夫委員長所有の地形・地質資料