空知川の両岸には河成段丘が分布し,本地点では東上がりの比高約2mの明瞭な崖地形が連続する.
また,本地区は空知川の右岸に位置し,北側には東側の山地を源流とする空知川に注ぐ小河川が流れていることから,比較的新しい堆積物が分布していると予想され,最新活動期を特定できる可能性がある.
本地点では,断層の有無や活動性を明らかにすることを目的に,トレンチ調査(1ヶ所)ピット調査(5ヶ所),ボーリング調査(2孔)を行った.本地点の測量結果とボーリング調査位置を図3−5−1に示す.