ただし、こうした長期予測には、千年程度の誤差は生じうるものである。また、M6.5より規模の小さな地震については、地表地震断層を伴わない場合もあり地形地質に主眼を置いた調査からの評価は難しい。
十勝平野断層帯主部については、それら全てないし中央部の高井平均変位速度を持つ断層群が活動している可能性については計算上は否定的な結果となった。しかしこれはより規模の小さな地震についてその活動の可能性を否定するものではない。