4−1−9 新和断層

新和断層は,従来茂発谷断層とされたものの南半を再定義したものである。幕別町新和北方を北端とし、新和を通過し糠内北方の猿別川北岸を南限とする。走向はNNW−SSW、総延長は6kmである。断層地形は、地形面の撓曲および段丘高度の不連続として認定される。地質構造からは、リニアメント北端およびリニアメント上の御大師川における池田層の西落ち急立帯が認められ、撓曲構造を成すと判断される。