断層変位地形は,上士幌町北門から士幌町−上士幌町界にかけて,NE−SW〜NNE−SSWへ走向が変化する東上がり斜面として追跡できる.総延長は5kmである.ただし,リニアメントが通過するNa−t2面は地形面の開析および地形面堆積物の喪失が著しく,リニアメントの確度は低い.