断層変位地形は,音更町栄の台地上(十勝川ゴルフ場付近)を北端とし,十勝川両岸の沖積低地の地下を通過し幕別丘陵北端に達する.従来,旭断層の最新期活動を示す撓曲崖と考えられてきた音更町栄(Ma−t10面),音更町東旭(Ma−t11面)の西落ち地形は,断層の活動とは直接関係ないことが判明した.
総延長は8kmである.走向はNW−SE〜NE〜SWで振れるが,大局的にはN−S方向に延びる.