4−4−1 セグメントa

(1)式から得られるマグニチュードをMlとするとセグメントaの長さは,5kmであるので,Ml=6となる.

また,(2)式から得られるマグニチュードをMdとし,かつ単位垂直変位量を0.5−0.8mとすると,Md=6.1〜6.5となる.

なお,断層の傾斜角を40°とした場合の実変位量は0.77〜1.24mとなり,Md=6.5〜6.8となる.

従って,過去にセグメントaによって発生した地震の規模は,M=6〜6.8となる.