セグメントaの一番川南部地区では,トレンチ調査において断層の位置を捉えることができなかったことから,掘削深度5m〜12mを計6孔(延べ長64m)を実施した.セグメントbの新篠津村武田地区では,掘削深度20m〜54mを計4孔(延べ長114m)を実施した.採取した試料は,14C 年代測定および堆積環境を解析するため珪藻化石分析をおこなった.セグメントdの大麻地区では,掘削深度10m〜12mを計4孔(延べ長42m),おなじく吉井の沢北部地区では掘削深度12m計6孔(延べ長72m)を実施した.採取した試料は,14C年代測定およびテフラ分析(大麻地区のみ)を実施した.