再来周期(R:単位は年)を求めるには、その断層の平均変位速度(S:単位はmm/年)が求めることができれば、次式によって計算できる。
R=D/S (D:変位量m)
本断層はC級の活動度であることから、平均変位速度は0.01〜0.1mm/年の値を取りうる。したがって変位量1.1mを代入すると、再来周期Rは1万年〜10万年オーダーと幅広い値をとることになる。現状ではこれ以上の議論はできない。