(2)2M(北側の宇品と似島間を通る測線)

図5−17に深度変換後の反射断面を、また図5−18にその解釈図を示す。

本測線中央部の宇品沖(SP240付近)で、基盤面上面と推定される反射面がほぼ深度100m付近に分布している。この反射面はほぼフラットであるがSP240、180及び120で溝状の窪みも認められる。上位の更新統と推定される地層は厚さ約50mを示す。なおSP400より西側は基盤面上面反射面が不明瞭となる。