2−3−3 広島西縁断層
広島市街地の西縁に位置し、太田川の沖積層三角州堆積物に覆われている。地形的には「新編日本の活断層」(1991)が確実度Uとするほどの確かさを有しておらず、断層付近は宅地化が進み、原地形はほとんど残っていない。このため、陸域での調査は困難で成果も期待できないことから、以下の海域調査を中心に、活断層の存在を確認することとした。
@ 海底音波探査