2−2 広島市の震災履歴
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河口のデルタに城下町が発達する16世紀末以前は史料に乏しく、古い地震の記録は確認されていない。最古の地震被害記録は1649年のもので、それ以降20年から150年の間隔で震災が記録されている。これら被害をもたらした地震のほとんどは震源が瀬戸内海の安芸灘付近や南海トラフに求められており、上記各活断層付近を震源とする地震の記録は見出せない。